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01

インストラクターの声をマネするとは?

『発声』において『聴こえるようにマネる』といっても、色々と考えてしまうかもしれませんね。

 

では語学の勉強だったらどうでしょうか? 

『英語発音の勉強』で例えてみましょう。

 

英語の発音の勉強をされるとき、皆さんはどうされますか?

 

まずはひたすら『CD』を聴くのではないでしょうか? 

その際にCDに吹き込まれているネイティブの『声質』をマネしますか? 

しませんよね。 

皆さんが聴き取ろうとしているのは、「発音そのもの」のはずです。

 

全く同じ考えです。 

 

例えば、同じテノールでも様々な声のテノール歌手がいるように、人それぞれ生まれながらに持っている声【声質】というのがあります。

この『声質』は、声帯の長さ、骨格、共鳴腔等によって違います。

 

そのため、YUBAメソッドで言う『声をマネる』というのは、発声された声が『息モレのあるウラ声』『オモテ声』『息モレの無いウラ声』のどれなのか、また『オモテ声とウラ声がそれぞれ、どのくらい配分されてミックスされた声』なのか、その【音質】を聴き分けて、それをマネるという事です。

 

決して、インストラクターの『固有の声(個人の声質)』をマネるのではありません。

02

融合した声/混ぜ声/フェインド・ヴォイス/ミックス・ヴォイスは同じ意味?

現在は同じ意味で使用しておりますが、厳密にいうとこうです。

 

『オモテ声』と『ウラ声』を融合させ、混ぜ声に(ミックス)する。 

そして、単に混ぜる(ミックス)のではなく、オモテ声とウラ声を丁度良く配分した最低限の声が『フェインド・ヴォイス』とYUBAメソッドでは定義してます。 最低限としたのは、『フェインド・ヴォイス』が出来るようになったら、メッサ・ディ・ヴォーチェなどの術にて更に声量たっぷりの『フルパワー・ヴォイス』(ヴォーチェ・ディ・ゴラ)を得られるようになるからです。

 

『ミックス・ヴォイス』と一言で言っても、『どの程度、オモテ声とウラ声が混ざっているのか?』の定義が不明だったため、この定義がきちんとなされている『フィエンド・ヴォイス』を使用してきましたが、『ミックス・ヴォイス』も同義語であるという事で、こちらも使用していくようになりました。

 

なお、『音域や、歌唱表現によって、オモテ声とウラ声の配分は調整され、その配分は当然一定では無い』です。

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年齢は関係ありますか? また初心者でも大丈夫でしょうか?

全く関係ありません!

 

私の生徒さんでは無いですが、現在80代の方が習われております。

YUBAメソッドは『声のアンチエイジング』という事で、発声を通して、いつまでも若々し声を保つ事ができます。

 

また、初心者の方もいらっしゃいます。

歌を歌うのに、経験者か初心者かは全く関係ありません。

最初は声を出す事に慣れないかもしれませんが、段々と慣れて行きますし、皆さん好きな歌を歌うために頑張ってます!

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融合(フェインド・ヴォイス/ミックス・ヴォイス)はどれくらいで習得できる?

人にもよりますが、時間はかかると思います。。。

 

レッスン中、ガクっと換声点がなくなる時が早々に訪れる時があります。

本当に嬉しく、『やった!!』という感じ。

でも、その時はいいのですが『時間がかかる』という意味は、その瞬間的なものではなく、『持続と安定』です。

 

そう、『ウラ声とオモテ声が融合して換声点がなくなり、発声練習や、実際に曲を歌う時にボリュームたっぷりに歌ってもガクっとならず、それが一時的では無いようになるまで』です。

ただ、『発声』は『体調』『ストレス』『ノドの疲労』などにより、ものすごく左右されます。

ですから、換声点が潰れても当然、調子が悪ければ、またガクっとする場合があります。

 

でも、その頃には調子を整える術を知っているので、休んだり、トレーニングをすれば早い回復、また調整が可能でしょう。

 

とにかく結果を早く出したいものですが、やはり時間がかかります。

ここまで来る段階で『諦める』のは本当にもったいないです!

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『音痴』は治りますか?

ご安心下さい! 『YUBAメソッド』は音痴矯正で話題になりました。

『運動性音痴』であれば、適切なトレーニングにより改善されます。

 

私の生徒さんでは、最初から音程が合うように数ヶ月でなりました。

レッスンでは、『実際の音より下にズレるのか』『実際の音より高くズレるのか』を確認し、それぞれに適したトレーニングを行います。

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どれくらい練習すればいい?

まずは無理なく、45分から1時間で良いと思います。

その間、必ず水分補給や、休憩を入れて下さい。

 

そして、無理なく継続する事を考えると週3回くらいでどうでしょう。

 

もちろん、週4や、毎日でもOKです。

 

ただ目的が、『毎日、発声練習する事』だと違います!

『毎日』が日課になるのは良いですが、『体調』や『ノドの疲労』などに気を配らず、『日課だから練習する』という事では、良い結果は得られないです.

そして、『高い声を出したい』から『高い声だけを数十分練習する』など、偏った練習はおすすめしません。

特に、高い音域は疲労しやすいです。

 

とにかく無理をせず、『体調』、『ノドの調子』を確認しながら練習して下さい。

その事で、自分に最適な『練習スタイル・練習時間』がわかってきます。

07

YUBAメソッドの発声はどんなジャンルも大丈夫?

もちろんです!

 

とにかく『発声練習』というのは、『その方の本来の音域を見つけ、整える』『ミックス・ヴォイスの習得』『音程を整える』など、無理なく歌えるようにするための、要は『声のチューニング』です。

 

ですから、整った後はご自身の目指す『音楽(歌唱)スタイル』をどんどん追求して下さい。

 

ただし、いつでもご自分のスタイルで歌えるようにするために、『歌う前のウォーミングアップ』『歌った後のクールダウン』を行い、『声をニュートラル』にするよう『発声練習を正しい方向』でしてください。

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ビブラートはかかりますか?

はい、自然とビブラートがかかるようになります。

 

但し、個人差があり、正しい発声をしてもかかりにくい方も中にはいるようです。

 

また『テクニックとしてビブラートを付ける』という事は一切しません。

 

私自身、半信半疑でしたが『自然にかかるのなら、是非そうなりたい!』『自分で確かめたい!』と逆に好奇心が沸いたのを今でも覚えています。

そして、時間はかかりましたが本当に『自然にビブラートがかかる』ようになりました。

また、一緒にレッスンを受講していた方が自然にビブラートがかかるのを目の当たりにしました。

 

自然にビブラートがかかる事はテクニックとしてではなく、『真の融合。。。ミックス・ヴォイス』を身につけた事になります!

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小さい声で練習してもいいですか?

しっかりした声で練習したほうが上達は早いでしょう。

 

確かに『小さい声から徐々に。。。』というレッスン方法もありますが、最初から『体から声を出す』事に慣れていると後が楽だと思います。

 

『いつも、いつも小さい声での練習』はNGですが、そうではなく、『つい上ずってしまう。力みが取れない』という問題を『どう自分で発声しているのかの確認や、解消方法の1つ』としてなら有効だと思います。 

 

また、そもそも実際に曲を歌う時は、表現方法として小さい声で歌う事もありますから、小さい声でもしっかり豊に歌えるように練習するのが目的なら良いでしょう。

 

いづれにせよ、小さい声ならガクっと換声点辺りでならずに歌えても、しっかりした声で歌うとガクっとなる。。。という事が解消されないとダメですし、声量が欲しいのであれば、最初からきちんと『しっかりした声』で発声する事に慣れていたほうが良いと思います。

因みにここでいう『しっかりした声』は『単なる大声』とは違います。

 

ただ、これも生徒さんによって、小さい声からスタートしたほうが分り易いという事もあるので、レッスンではそこをじっくり確認します。

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